私立 知災高等学校 校章 私立 知災高等学校

1年生・避難行動学

第5回:“まち”に、隠された、危険信号

2025年9月22日(月) 1時間目 担当:フォリオ


フォリオ先生

フォリオ先生

避難経路と避難場所、どちらも完璧ですね。これで、いざという時の地図は完成です。

しかし、地図に載っていない危険が、私たちの身の回りには隠されています。今日は、いつも歩いている道に潜む“危険信号”を見つける訓練をしましょう。

観察するちさまる

ちさまる

危険信号?なんだか、探偵みたいで、ワクワクするね!

よし、ぼくが、全部、見つけてやるぞー!じーっ…。

避難の、途中で、注意すべき、場所

ふふ、その意気ですよ、ちさまるくん。では、ヒントをいくつか、お見せしましょう。

古いブロック塀、細い路地、電柱、自動販売機に「注意!」のマークがついている街角のイラスト
  • 古いブロック塀や石垣
    大きな地震で崩れて、道を塞いだり、下敷きになったりする危険があります。
  • 細い路地や行き止まり
    火災が起きた時、煙や炎の逃げ場がなくなり、非常に危険な場所になります。
  • 電柱や自動販売機
    地震で倒れてくる可能性があります。揺れている最中は、絶対に近づいてはいけません。
  • ガラス張りのビル
    窓ガラスが割れて、上から降り注いでくる危険があります。
危険エリアを分析するコレクト

コレクト

これらの危険箇所は、事前にハザードマップと重ね合わせ、避難経路を設定する段階で、可能な限り回避することが合理的です。

やむを得ず通行する場合は、状況を最大限に警戒し、迅速に通過する必要があります。リスクの事前評価が、生死を分けるのです。

フォリオ先生

フォリオ先生

その通りですね。怖い場所を覚える、というよりも、「この道は少し危ないから、あっちの広い道を通ろう」と、安全な選択肢を増やすための訓練です。

帰り道、少しだけ周りを見渡しながら歩いてみてください。きっと、今まで気づかなかった、まちの新しい顔が見えてきますよ。