私立 知災高等学校 校章 私立 知災高等学校

1年生・避難行動学

第4回:ゴールは、一つじゃない

2025年9月19日(金) 1時間目 担当:フォリオ


フォリオ先生

フォリオ先生

さて前回は命を守る服装について学びましたね。これで準備は万端です。

では、いざ「避難するぞ!」となった時、皆さんはどこを目指しますか?「避難場所」と一言で言っても、実はいくつかの種類があるのです。

道に迷うちさまる

ちさまる

えっ、そうなの?ぼくんちの近くの△△小学校が、避難場所だって、地図に書いてあったよ!

コレクトの、定義解説

その認識は、正確ではありません。多くの場合、その小学校は「避難所」です。「避難場所」と「避難所」は、似ていますが目的が異なります。

緊急避難場所

広い公園や広場のイラスト

目的:まず、命を守る場所。津波や火災など、切迫した危険から、“緊急的・一時的”に逃げ込むための、広くて安全なスペースです。

例:大規模な公園、広場、高台など。

避難所

学校の体育館や公民館のイラスト

目的:生活する場所。自宅が危険で戻れない人々が、一定期間、“生活”を送るための施設です。

例:小中学校の体育館、公民館など。

ピクトグラムを解説するコレクト

コレクト

街中の標識も、この二つは明確に区別されています。津波の危険がある地域では、まず「緊急避難場所」である高台を目指し、揺れが収まってから、安全を確認して「避難所」である学校へ移動する。この二段階の行動が基本です。

フォリオ先生

フォリオ先生

その通りです。そして、ゴールは、必ずしも、指定された避難所だけでは、ありません。

安全な場所に住んでいる、親戚や、友人の家。それも、立派な、避難先候補です。どこに、どんな、選択肢が、あるのか。それを、知っておくだけで、心の、余裕が、生まれますよ。