1年生・家庭防災学
第11回:“わが家の避難スイッチ”を作ろう
2025年7月11日(金) 1時間目 担当:フォリオ
フォリオ先生
「警報」や「警戒レベル4」が避難の合図だと分かりましたね。しかし、人間は、いざとなると「まだ大丈夫だろう」「周りの人も逃げていないし」と思ってしまいがちです。
この“ためらい”こそが、最も危険な罠なのです。今日は、その罠にかからないための魔法のルール、“わが家の避難スイッチ”の作り方を学びます。
ちさまる
避難スイッチ…。たしかに、「警戒レベル4が出たら絶対逃げる!」って決めておけば、迷わなくて済むかも。
でも…夜中だったらどうしよう?おじいちゃん、おばあちゃんと一緒だったら?って考えると、やっぱり迷っちゃいそうだなあ。
“いつ・誰が・どこへ”の約束
ちさまるくんの言う通り、家族の状況によって避難のタイミングは変わります。だからこそ、“わが家だけのルール”を事前に作っておくことが大切なのです。
これは、“タイムライン防災”とも呼ばれる考え方です。災害が近づいてくる時間経過に合わせて「誰が」「何をするか」を予め決めておく行動計画表ですね。
例えば、「警戒レベル3(高齢者等避難)が出たら、おじいちゃん、おばあちゃんは先に親戚の家に避難を始める」「お父さんは家の外の片付けをする」といった具体的な役割分担を決めておきます。
コレクト
合理的です。パニック状態では、人間の判断能力は著しく低下します。
事前に具体的な行動計画(アクションプラン)を策定しておくことで、“考える”プロセスを最小化し、“行動する”ことにリソースを集中できるのです。これは、EGICの理念である「結果のリアリズム」にも通じます。
ちさまるの避難スイッチ案!
そっか!じゃあ、ぼくんちの避難スイッチはこうだ!
- 大雨注意報
が出たら、フォリオ先生に教わった防災グッズがちゃんとあるか確認する! - 警戒レベル3
が出たら、お風呂に水を溜めたり、スマホを充電したり、準備を始める! - 警戒レベル4
が出たら、もう迷わない!カバンを持って、家族みんなで約束の場所に逃げる!
これなら、迷わないかも!