私立 知災高等学校 校章 私立 知災高等学校

1年生・家庭防災学

第6回:うちの子を、守れ!
ペットの、防災

2025年6月23日(月) 1時間目 担当:フォリオ


フォリオ先生

フォリオ先生

家の中の備えは万全になりましたね。ですが皆さんの中には、もう一人守るべき大切な家族がいる人もいるでしょう。

そうです。犬や猫、小鳥やハムスターといった、愛する“ペット”たちのことです。

笑顔のちさまる

ちさまる

わんちゃん!ねこちゃん!大好き!

そうだよね、この子たちも大事な家族だもん。ごはんとか、どうするんだろう?避難所に一緒に行けるのかな?

コレクトの、重要事項伝達

ペット防災における最重要原則は「同行避難」です。これはペットを家に残さず、必ず一緒に避難することを指します。

しかし、「同行避難」が「同伴避難」を意味するとは限りません。同伴避難とは、避難所の同じ空間でペットと一緒に過ごせることです。多くの避難所では衛生面やアレルギーの問題から、人間とペットのスペースは分けられるのが一般的です。

つまり、避難所生活を乗り切るためのペット専用の備えは、飼い主が責任を持って用意する必要があるのです。

データを提示するコレクト

コレクト

最低限、以下の5項目は必須です。

  1. フードと水(最低5日分):支援物資としてペットフードが届く保証はありません。
  2. 常備薬:持病のあるペットの場合は絶対です。
  3. トイレ用品:ペットシーツや猫砂、消臭袋などです。
  4. キャリーバッグやケージ:避難所での居場所になります。
  5. 飼い主情報と写真:万が一はぐれた時のための迷子札や連絡先です。

フォリオ先生の、知恵袋:心のケアとしつけ

素晴らしいリストですね。それに加えて、二つ大切なことがあります。

一つは、“ペットの、心のケア”です。災害の大きな音や揺れは、人間以上にペットを怯えさせます。普段から使っているおもちゃやタオルを一緒に持っていくだけで、彼らの心を少し落ち着かせることができます。

キャリーバッグの中で安心したように眠るミニちさまると、その横にお気に入りのおもちゃが置かれているイラスト

もう一つは、“普段からの、しつけ”です。避難所では多くの人や動物と共同生活をします。「待て」や「おすわり」ができること、ケージに慣れておくこと。そうした普段の訓練が、いざという時にあなたとペット自身を助けるのです。

フォリオ先生

フォリオ先生

言葉を話せない彼らを守れるのは、飼い主であるあなただけです。彼らの分の備えも、ぜひ家族の防災計画に加えてあげてくださいね。