1年生・家庭防災学
第3回:“キラキラ”の、キケン
2025年6月13日(金) 1時間目 担当:フォリオ
フォリオ先生
家具の固定、素晴らしい一歩です。これで「倒れてくるもの」「飛んでくるもの」のリスクは、ぐっと減りました。
しかし、お部屋にはもう一つ、忘れてはならないキケンが潜んでいます。それは、“割れて、散らばるもの”。特に、窓や食器棚のガラスです。
ちさまる
あっ!そうだった!地震の時、ガラスが割れるって言うもんね!
キラキラしてて、きれいだけど、割れたら、足、ざっくり、いっちゃうかも…。夜、停電してたら、見えなくて、踏んじゃう…。こわい!
コレクトの、ソリューション提案
そのリスクを最小化する最も有効な手段は「飛散防止フィルム」です。
これは、窓ガラスに直接貼り付ける透明なフィルムのことです。万が一、衝撃でガラスが割れても、破片が飛び散るのを防ぎ、床に散らばるのを最小限に抑えます。
また、フィルムを貼るのが難しい場合でも、「カーテンを閉めておく」という、ほんの少しの習慣が、ガラスの飛散をある程度、防いでくれることも、覚えておくと良いでしょう。レースのカーテンでも、閉めてあるだけで効果は大きく違います。
コレクト
食器棚に関しては、扉に“耐震ラッチ”を取り付けることを推奨します。これは、揺れを感知すると自動的に扉をロックし、食器の飛び出しを防ぐ装置です。後付けできるタイプも多数販売されています。
フォリオ先生の、もう一つの“探検”
素晴らしい対策ですね。さて、ガラスの対策が分かったところで、もう一つ、皆さんに探検してほしい場所があります。
それは、皆さんが毎日眠っている、ベッドの周りです。
「もしも、眠っている間に、大きな地震が来たら?」
その時、あなたの頭の上に、何か落ちてくるものはありませんか?額縁や、時計、本棚などは、ありませんか?
人間は、人生の約3分の1を、眠って過ごします。つまり、“無防備な時間”が、それだけ長いということです。枕元には、なるべく物を置かない、頭の向きを変えるなど、ほんの少しの工夫で、その無防備な時間を、安全な時間に変えることができるのですよ。
フォリオ先生
「家具を固定する」「ガラスの飛散を防ぐ」「枕元を安全にする」。
この三つが、お部屋の安全対策の基本となります。さあ、もう一度、自分のお城を探検してみましょう。きっと新しい発見がありますよ。