私立 知災高等学校 校章 私立 知災高等学校

1年生・家庭防災学

第4回:キッチンと、お風呂の、探検

2025年6月16日(月) 1時間目 担当:フォリオ


フォリオ先生

フォリオ先生

自分のお部屋が安全になったところで、今日の探検場所は「キッチン」と「お風呂場」です。

どちらも、火や水を使う、私たちの生活に欠かせない場所ですね。だからこそ、災害時には特別な注意が必要になるのです。

あちち!という表情のちさまる

ちさまる

キッチン!ぼく、大好き!美味しいごはんの匂いがするもんね!

あっ、でも、もし、お料理してる時に、地震が来たら…鍋が、ひっくり返って、あちち!って、なっちゃうかも!火事にも、なっちゃう!

コレクトの、システム解説:ガスメーターの秘密

その通りです。地震時の火災、いわゆる“二次災害”は、非常に大きな被害をもたらします。

しかし、現在、日本のほとんどの家庭に設置されている「マイコンメーター(ガスメーター)」には、優れた安全機能が搭載されています。

ガスメーターのイラスト。中央に復帰ボタンがある。

このメーターは、震度5相当以上の揺れを感知すると、自動的にガスの供給を遮断するように設計されています。つまり、揺れが収まった時には、家のガスは既に止まっている可能性が高いのです。

重要なのは、慌てて火を消しに走るよりも、まずは自分の身を守る行動(ダンゴムシのポーズなど)を最優先すること。そして、揺れが収まってから、落ち着いてガスの元栓を閉めることです。

システムを解説するコレクト

コレクト

また、ガスが止まった場合も、慌てる必要はありません。ガスメーターの「復帰ボタン」を押すことで、安全を確認しながら、ご自身でガスを復旧させることが可能です。その手順は、メーター自体に記載されています。

フォリオ先生の、知恵袋:お風呂場の、可能性

次に、お風呂場です。ここは、一見すると危険が少ないように思えますが、実は災害時に、とても頼りになる“貯水タンク”に、なるのですよ。

もし、お風呂を出る時に、浴槽のお湯をすぐに抜かず、「次の人が入るまで、溜めておく」という習慣をつけるだけで、どうでしょう。

断水が起きた時、そのお湯は、トイレを流したり、体を拭いたりするための、貴重な“生活用水”として、大活躍するのです。もちろん、飲むことはできませんが、生活用水があるだけで、安心感は大きく違います。

小さな習慣が、いざという時の、大きな助けになる。これも、大切な家庭防災学の一つですね。

フォリオ先生

フォリオ先生

「慌てず、火の始末」「お風呂の残り湯を、活用する」。

どちらも、今日からすぐに始められる、小さな一歩です。ぜひ、おうちの人にも、教えてあげてくださいね。