1年生・防災総論
第11回:“自分”を守る最強の盾
2025年5月19日(月) 1時間目 担当:フォリオ
フォリオ先生
非常持出袋、情報、明かり…。たくさんの「備え」について学んできましたね。
ですが、もしも大きな揺れが来た“まさにその瞬間”。リュックを取りに行く暇もなかったらどうしますか?今日は、道具がなくても、まず自分の体を守るための“自助の技術”について学びます。
ちさまる
えっへん!知ってるよ!机の下に隠れるんだ!
あと、頭を守るんだよね!防災ずきん、大事!
命を守る基本姿勢「ダンゴムシのポーズ」
ちさまるくん、その通り!頭を守ることが何よりも大切です。
そして、そのための究極のポーズがあります。それが、「ダンゴムシのポーズ」です。
- Step 1まず、姿勢を低くします。
- Step 2机やテーブルの下に隠れ、頭を守ります。(机がなければ、カバンや本でもOK!)
- Step 3机の脚をしっかりと握り、揺れで飛ばされないように動きません。
この三つの動きを一瞬で行うことが、落下物などから身を守る最も有効な手段なのです。
コレクト
補足します。この時、「ドアを開けて逃げ道を確保する」という行動を推奨する情報もありますが、これはケースバイケースです。
大きな揺れの最中に無理に動くことは、転倒や落下物による負傷リスクを高めます。基本行動は、あくまで「まずその場で身の安全を確保する」。これが最優先事項です。
コレクトのリスク分析:家の中の危険地帯
揺れが収まった後も注意が必要です。特に夜間は足元が見えません。
地震後の室内で最も多い怪我の原因は、“割れたガラスの破片”です。これを踏んで足を怪我すると、その後の避難行動に致命的な支障をきたします。
対策はシンプルです。“寝室には必ずスリッパや靴を置いておく”。これだけでリスクは大幅に軽減できます。
フォリオ先生
その通りですね。特別な道具ではなく、「ダンゴムシのポーズ」や「枕元のスリッパ」といった“知恵”と“習慣”こそが、あなたを守る最強の盾になるのです。
ぜひ、今日おうちに帰ったら、自分のお部屋を見渡して、「もしも今揺れたら、どこに隠れるかな?」と想像してみてくださいね。